Androidアプリ「複式家計簿」

複式家計簿ver.1.7.10をリリースしました。

本日の機能追加は、定型仕訳のウェジェットに「定型仕訳リストを表示する」を追加したというものです。
ウィジェットというのは、ホーム画面にアプリのプログラムを設置して、ホーム画面から直接アプリの機能を使えるようにするものです。
当アプリでは、ホーム画面から仕訳（定型仕訳に登録済みのもの）を直接計上できる「定型仕訳ウィジェット」と、お気に入り登録した画面をホーム画面から直接表示できる「お気に入り画面ウィジェット」の2つがあるので、また使ったことのない方は使ってみて下さい。

定型仕訳ウィジェットは、これまでは、登録済みの定型仕訳からひとつを選ぶと、その仕訳に係るボタンがホーム画面に設置され、それを押すと仕訳が登録される、あるいはその仕訳の内容がセットされた状態の仕訳登録画面が表示される（どちらになるかはボタン設置時に決定します）、というものでした。
しかし、これでは仕訳の数だけボタンを設置しなくてはならず、定型仕訳を多く登録している方からは使いにくいというお声をいただくことがありました。
そこで、ボタンを押すと仕訳を計上するのではなく、定型仕訳のリストを表示することができるようにしたのが今回追加した機能です。
ボタンを設置する仕訳を選ぶリストの一番上に「定型仕訳を表示する」という行が表示されますので、これを選択していただき、ボタンを設置すると、ボタンを押した際に定型仕訳のリストが表示されるので、そこから計上したい仕訳を選択してください。

また、このウィジェットに関しては、ボタンを押すと仕訳を表示するパターン（画面を表示するのではなく）で、ボタンを押しても仕訳が登録されない（何も反応しないように見える）ことがあったのではないかと思われます。
今回、この不具合を修正したのですが、この修正に伴い、これまで普通に仕訳登録できていたボタンについて、設定内容によっては逆に仕訳が登録されなくなってしまうものが出てくるかもしれません。
その場合は、一旦そのボタンを削除していただき、あらためて設置していただけますようお願いいたします。
お手数をおかけすることになり大変申し訳ないのですが、不具合を修正には必要な措置となりますので、ご協力をお願いいたします。

今回はその他に日付のコントロールに関する不具合を何点か修正しました。
詳細は割愛しますが、内容は下記の通りです。

①開始日を1日以外としている場合、残高入力で帳簿残高の金額が不正確となる不具合を修正
②開始日に休日調整を設定している場合に、残高データ再作成後の残高データが正しく集計されない場合がある不具合を修正
③仕訳登録・削除した後でカレンダー画面に戻った場合に、カレンダー画面を再表示して登録・削除の情報を表示するよう修正
④固定費の計上日を31日（毎月の場合）としている場合に、月末日が30日以下の月の計上日が不正確となる不具合を修正

日付に関してはなかなか不具合を解消しきれず申し訳ございません。
ユーザーの皆様に「何かおかしい」とのご報告をいただくことで調査し、不具合の発見に至ることが多いので、今後もお気づきの点が生じたら、ブログやTwitterにご報告を頂けますようお願いいたします。

本日は以上です。