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外貨建て取引の入力方法

海外旅行でドルで支払いをするなど外貨建ての取引を入力する方法をご説明します。
なお、当アプリはアカウントごとに異なる通貨を設定することができますが、ここでは円建てのアカウント内でドルの取引を入力する方法をご説明します。
アカウントごとに異なる通貨を設定する場合の使用方法についてはこちらをご参照ください。

外貨建て取引を入力する場合は、カレンダー画面で入力する日付を長押ししてください。(設定によりタップで入力画面を表示させることも可能です。)
そうすると入力画面のリストが表示されますので、「外貨入力」を選択してください。

Screenshot_20170621-190625.png

そうすると、最初はこのようなメッセージが表示されます。

Screenshot_20170621-191426.png

外貨入力をする際には外貨の通貨を登録しておく必要があります。
外貨の通貨が登録されるとこのメッセージは表示されなくなります。
通貨の登録は外貨入力画面の「金額」をタップします。

Screenshot_20170621-191902.png

「金額」というのはここの部分です。
外貨入力画面の金額をタップするとこのように通貨選択のリストが表示されます。

Screenshot_20170621-191905.png

当初は日本円だけが登録されていますので、「追加する...」から別の通貨を登録してください。
通貨の登録はこの画面から行います。

Screenshot_20170619-221325.png

通貨名(長名):通貨を選択する際などに表示されます。
通貨名(短名):金額を表示する際に付加されます。
表示位置:短名を付加する位置。
為替レート:外貨から円貨、あるいは円貨から外貨を自動計算します。それぞれの金額を入力することもできます。レートを自動で取得する機能はありません。
為替差損益:為替レートの変動による損益を計上する科目です。科目登録されているから選択しますので、新たな科目を使用する場合はあらかじめ登録しておいてください。
為替レートを自動更新する:円貨と外貨をそれぞれ入力した場合の比率を次回以降に使用するレートとして登録する場合にチェックしてください。
金額に小数を入力する:金額に小数を入力する場合にチェックしてください。

登録すると以下のように表示されます。

Screenshot_20170621-210222.png

入力する通貨を選んで入力画面に戻ります。

これで外貨建て取引を入力できるようになりますが、その前にもう一つ、外貨の現預金科目も登録しておきたいと思います。
実際にはこれまで登録していた現預金科目を外貨建て取引でも使用することができますが、円貨と外貨を混在させると大変分かりにくくなり、またアプリの機能で保有している外貨の残高管理も行いますので、外貨は別科目としておくことが望ましいです。
科目の登録は通常通りですが、現預金科目の場合のみ、以下のように、通貨を登録することができます。

Screenshot_20170621-211004.png

通貨を登録しておくと、その通貨での入力をする場合のみその科目を選択できるようになり、誤って異なる通貨の科目で入力することが防止できます。
通貨の選択肢に「共通」というのもありますので、通貨を選択しない場合は「共通」を選んでください。

ここまで準備したら、いよいよ外貨建て取引を入力していきます。
まずは現金を円からドルに交換したいと思います。
外貨入力画面を表示したら、メモの下の「支出」ボタンを押してください。
ここでは「支出」→「収入」→「振替(円→外貨)」→「振替(外貨→円)」と切り替わります。
円からドルに交換する場合は、「振替(円→外貨)」を表示させてください。

Screenshot_20170621-211819.png

今回は50万円をドルに交換することにします。

Screenshot_20170621-212312.png

そうすると、このように裏側で為替レートに基づきドル金額が計算されます。
このまま登録していただくことでも構いませんが、通常、実際に受け取るドルはこの通りにはならないと思いますので、実際に受け取るドルを別途入力します。
また、金額をタップして通貨選択のリストから、今度はドルを選択します。

Screenshot_20170621-211944.png

そうすると、一旦自動計算された結果が表示されますので、これを実際に受ったドルの金額に修正します。

Screenshot_20170621-212008.png

今度は裏側の円の金額は、自動計算されず先ほど入力したままで、レートの方が変更されています。
このレートが今回の交換レートとなり、自動登録の設定をしている場合はこのレートが新たなレートとして登録されることになります。
この状態で登録ボタンを押すと、円とドルの交換の仕訳が登録されます。

Screenshot_20170621-213722.png

金額欄が2行表示となり、円金額とドル金額がそれぞれ表示されています。

次に、交換したドルで支払を行います。
支払はメモの下のボタンが「支出」と表示されている状態で行います。
支払方法に、先ほど交換したドルが表示されていることを確認してください。

Screenshot_20170621-214219.png

そうすると、レートの下に残高が表示され、ドルと円の残高が先ほど交換した金額となっていることが確認できます。
支払はこの金額を上限に入力することができます。
ここでは1,000ドルと入力します。

Screenshot_20170621-214302.png

そのまま登録すると、

Screenshot_20170621-214313.png

支払が登録されました。

それでは、最後に残ったドルを円に再度交換したいと思います。
ドルから円に交換する場合は、メモの下のボタンを「振替(外貨→円)」と表示します。

Screenshot_20170621-233807.png

ここでレートを見てみると、先ほどまでと若干異なっています。
実は「支払」と「振替(外貨→円)」では、登録されているレートではなく、外貨と円貨の残高から算定されたレートが用いられます。
これは、残高から算定されたレートと異なるレートで外貨を減少させると、外貨が0になったにも関わらず円が0にならない、といった矛盾が生じることになるためです。
実際にはそのようにならないために、為替差損益を計上して調整されるのですが、外貨の入力時に特に円を意識せず入力した際によくわからない調整が入らないようにするためには、レートを残高に基づくレートとしておく必要があるのです。
このあたりはややこしいので、よくわからない方は無視してしまって全く問題ありません。

それはともかく、ドルから円の交換の入力を続けます。
現在のドルの残高は3,500ドルとなっていますので、3,500ドルと入力します。

Screenshot_20170621-233827.png

そうすると、このような仕訳が計上されました。

Screenshot_20170622-001003.png

ドルの残高がどうなっているかを確認するために科目明細を見てみると、

Screenshot_20170621-233900.png

このようにドルも円もきれいにゼロになっていることが確認できます。

なお、実際にドルから円に交換した場合には、このような計算上の金額通りに交換できることはありません。
銀行が手数料分を差し引くので、実際に受け取れる金額はこれより小さくなるのです。
その場合の入力を確認してみたいと思います。

ドルは全額を交換するので、先ほどと同様3,500ドルを入力します。
一方、円は自動で計算すると388,889円でしたが、実際には388,000円しか戻ってこなかったものとします。
そうすると入力画面はこのようになります。

Screenshot_20170622-001042.png

これを登録すると、

Screenshot_20170622-001051.png

このように残高との差額は為替差損益として計上されました。
こちらも科目明細を見てみると、

Screenshot_20170622-001059.png

下から2つ目の仕訳でドルから円に振り替えられていますが、ドルの残高が無くなっている一方で、円は889円残っています。
そして、最後に為替差損益が889円計上されて、きれいに消えています。

外貨建て取引の説明は以上となります。
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企業会計より家計簿が好きな公認会計士です。複式家計簿というAndroidアプリを作ってます。

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