本日、複式家計簿ver.1.11.10をリリースしました。
本日は機能追加が2件、不具合修正が2件となります。
機能追加①
カレンダー画面に表示されているデータをcsvファイルに出力する機能を追加しました。
カレンダー画面のデータのうち、カレンダー部分に表示されているデータのみであり、下の部分の貸借対照表、損益計算書、収支計算書は対象外です。(これらはそれらをタップした後で表示される画面で出力が可能です。)
カレンダー部分に表示されているデータは、各日付ごとに、その日に登録されている仕訳の件数と、損益計算書モードの時は収益と費用の額、収支計算書モードの時は収入と支出の金額となります。
また、日記モードの時は、各日付ごとにその日に登録されている日記の内容となります。
メニューから「この画面のデータを出力」を選択することで出力されます。
PC等でデータを管理する場合などにご利用ください。
機能追加②
開発者向け送信データに、金額を変更しないモードを追加しました。
開発者向け送信データというのは、アプリの不具合が生じた場合に、不具合の原因を調査するためにユーザーデータを開発者に送信するにあたって、プライベートな情報を秘匿するようにデータを加工されたデータになります。
具体的には、メモや日記、また科目名などの文字情報を削除または無意味な数字に置き換えて、データを人間的には無意味なものにしてしまいます。
コードなどシステムが使用する情報はそのまま残るので、不具合の状態は通常維持されているので、このデータをもとに不具合の原因を分析することができるのです。
これまでは金額についても、元の金額を変更してしまっていましたが、不具合によっては金額を変更してしまうと再現されなくなってしまうものもあるため、金額を変更することと変更しないことをユーザーが選択できるようにしました。
開発者から金額を変更しないデータの提供を依頼された場合に使用していただくようお願いいたします。
不具合①
登録済のクレジットの仕訳で、使用仕訳の決済日を修正すると、決済仕訳も更新されて、決済仕訳の仕訳日が修正後の決済日に更新されます。
そうすると当然ながら決済仕訳を含む収支計算書も変更されて、修正後は修正後の決済月の収支計算書に含まれることになります。
しかし、ここで不具合があり、決済月を変更しても収支計算書には変更前の月の収支計算書に含まれてしまっていたので、これを変更後の決済月の収支計算書に含まれるように修正しました。
不具合②
カレンダー画面のカレンダー部分には各日付ごとの仕訳の件数と、損益計算書モードの場合は収益と費用、収支計算書モードの場合は収入と支出の金額が表示されています。
ここで、仕訳の件数は収益・費用、収入・支出があるか否かに関わらず、その日の仕訳であれば件数としてカウントされます。(仕訳番号の単位に1件とカウントします。)
なので、例えば資産どうしの振替の仕訳の場合は損益の科目が無いので、損益計算書モードでは件数のみ表示されて金額はブランクとなります。
収支計算書も同様となるのが仕様なのですが、ここで不具合があり、収支がない場合は件数にカウントされない状態となっていたので、これを件数のみ表示するよう修正しました。
今回は以上です。
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