棚卸資産の入力
- 2013/12/03
- 14:54
棚卸資産の入力についてご説明します。
棚卸資産というのは、1個いくらで何個もまとめて購入するような資産のことで、月末に余った分は当月の費用とはせず、資産として翌月に繰り越すような管理をしたい場合に使用します。
例えば、私は1日使い捨てのコンタクトレンズを使っており、買いに行く手間を省くため一度に半年分などを一気に購入します。
そのため1箱30枚入り2,000円のコンタクトレンズを10箱20,000円でまとめ買いして、その後半年間かけて消費していくことになります。
そうすると単純には買った月に20,000円の費用を計上し、翌月以降は費用計上無し、ということになるのですが、買った月とそれ以外の月で同じようにコンタクトを使っているのに損益がばらつくというのが、家計を管理する上では適切ではないと思いますので、使った分だけを費用とし、未使用分は資産として計上する棚卸資産の管理が適合すると思われます。
具体的な計上方法を見ていきたいと思います。
まず、入力はカレンダー画面から棚卸資産入力画面を選択します。
そうすると下記のような画面が表示されます。

まず、日付、科目(あらかじめ科目登録画面から補助簿「棚卸資産」として登録した科目のみ表示されます)を選択してください。
次に、画面中ほどに「購入」と書かれたボタンがありますが、これを押すと「購入」→「使用」→「残高」と切り替わります。
資産を購入して増加した時、使用して減った時の入力をする場合にボタンを押して切り替えてください。
また月中は使用は記録せず月末のみ残数を一括で記録し、差分を使用したことにする場合は残高で入力してください。
入力は数量を入力します。
現在の画面では登録単価が0円となっています。
単価が固定の資産の場合はあらかじめ科目設定で単価を登録しておくことで、ここでの入力は数量のみで完結させることができますが、コンタクトレンズは買う時やお店により値段が異なるので、単価の登録はしておらず、ここでは0円となっています。
数量を入力して登録ボタンを押すと、下記の画面が表示されます。

まだ数量しか入力していないので金額を別途入力していただきます。
ここでは、「金額」を選択して支払額(ここでは20,000円)を入れていただきますが、単価が固定されている資産の場合で事前に単価を登録していなかった場合には、ここで「単価」を選択して単価を入力していただくと、単価×数量の金額で仕訳が計上されるとともに、入力した単価が科目の設定として保存されます。
入力結果を見てみますと、

このように登録されました。
科目明細には300個と数量も登録されています。(30枚×10箱=300個と登録しました。)
本日、2個使用したので記録する場合は下記のように入力し、登録されます。

また、月末の残数が260個ということを記録する場合は下記の通りです。

数量と金額が登録されました。
購入時には金額を指定しますが、使用と残高は購入時の単価で金額を決定します。(登録単価の有無に関わらず)
複数回に分けて購入し、それぞれ単価が異なる場合には平均単価が使用されます。
なお、同じ入力を仕訳入力画面から行うこともできます。
この場合、借方に棚卸資産を選択した場合は購入、貸方は使用を意味します。
残高は貸借どちらに計上される可能性もありますので、適宜入力してください。
仕訳入力で入力する場合は金額を先に入力し、その後数量を入力します。
金額、数量は自由に入力できますので、単価はご自身で決定してください。
但し、現状のバージョンでは、元々棚卸資産以外の科目で登録した仕訳を棚卸資産に変更するなど複雑な処理をすると、正常に作動しなくなる可能性がありますので、棚卸資産の処理は極力棚卸資産入力画面から行ってください。
不具合は順次改善していきますが、追いついておりません。申し訳ありません。。。
棚卸資産というのは、1個いくらで何個もまとめて購入するような資産のことで、月末に余った分は当月の費用とはせず、資産として翌月に繰り越すような管理をしたい場合に使用します。
例えば、私は1日使い捨てのコンタクトレンズを使っており、買いに行く手間を省くため一度に半年分などを一気に購入します。
そのため1箱30枚入り2,000円のコンタクトレンズを10箱20,000円でまとめ買いして、その後半年間かけて消費していくことになります。
そうすると単純には買った月に20,000円の費用を計上し、翌月以降は費用計上無し、ということになるのですが、買った月とそれ以外の月で同じようにコンタクトを使っているのに損益がばらつくというのが、家計を管理する上では適切ではないと思いますので、使った分だけを費用とし、未使用分は資産として計上する棚卸資産の管理が適合すると思われます。
具体的な計上方法を見ていきたいと思います。
まず、入力はカレンダー画面から棚卸資産入力画面を選択します。
そうすると下記のような画面が表示されます。

まず、日付、科目(あらかじめ科目登録画面から補助簿「棚卸資産」として登録した科目のみ表示されます)を選択してください。
次に、画面中ほどに「購入」と書かれたボタンがありますが、これを押すと「購入」→「使用」→「残高」と切り替わります。
資産を購入して増加した時、使用して減った時の入力をする場合にボタンを押して切り替えてください。
また月中は使用は記録せず月末のみ残数を一括で記録し、差分を使用したことにする場合は残高で入力してください。
入力は数量を入力します。
現在の画面では登録単価が0円となっています。
単価が固定の資産の場合はあらかじめ科目設定で単価を登録しておくことで、ここでの入力は数量のみで完結させることができますが、コンタクトレンズは買う時やお店により値段が異なるので、単価の登録はしておらず、ここでは0円となっています。
数量を入力して登録ボタンを押すと、下記の画面が表示されます。

まだ数量しか入力していないので金額を別途入力していただきます。
ここでは、「金額」を選択して支払額(ここでは20,000円)を入れていただきますが、単価が固定されている資産の場合で事前に単価を登録していなかった場合には、ここで「単価」を選択して単価を入力していただくと、単価×数量の金額で仕訳が計上されるとともに、入力した単価が科目の設定として保存されます。
入力結果を見てみますと、


このように登録されました。
科目明細には300個と数量も登録されています。(30枚×10箱=300個と登録しました。)
本日、2個使用したので記録する場合は下記のように入力し、登録されます。


また、月末の残数が260個ということを記録する場合は下記の通りです。


数量と金額が登録されました。
購入時には金額を指定しますが、使用と残高は購入時の単価で金額を決定します。(登録単価の有無に関わらず)
複数回に分けて購入し、それぞれ単価が異なる場合には平均単価が使用されます。
なお、同じ入力を仕訳入力画面から行うこともできます。
この場合、借方に棚卸資産を選択した場合は購入、貸方は使用を意味します。
残高は貸借どちらに計上される可能性もありますので、適宜入力してください。
仕訳入力で入力する場合は金額を先に入力し、その後数量を入力します。
金額、数量は自由に入力できますので、単価はご自身で決定してください。
但し、現状のバージョンでは、元々棚卸資産以外の科目で登録した仕訳を棚卸資産に変更するなど複雑な処理をすると、正常に作動しなくなる可能性がありますので、棚卸資産の処理は極力棚卸資産入力画面から行ってください。
不具合は順次改善していきますが、追いついておりません。申し訳ありません。。。
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