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有価証券(株など)の入力①

株や投資信託、外国為替などの有価証券の入力方法をご説明します。
このアプリでは以下のような機能があります。

①株数などの数量管理
②売却時に売却原価を自動で算定して、売却損益を計上する(売却原価は移動平均法で算定)
③時価(単価)を入力することで、評価損益を計上する
④購入、売却時に手数料を計上する

なお、アプリが対応しているのは現物のみで、信用取引については対応していませんので、信用取引を入力する場合は
いくつかの仕訳を追加で手入力していただく必要があります。(信用取引については後日説明します。)

購入する有価証券は各銘柄を補助科目として扱いますので、仕訳を登録する前に科目を設定していただく必要があります。
設定の仕方は以下の通りです。

①使用する証券口座を補助簿「現預金」で登録する。
②売却損益・評価損益を計上する科目を収益・費用で登録する。(売却損益と評価損益、益と損を別科目で登録することはできず、すべて同一科目での登録となります。区別したい場合は計上後に手入力で振り替えてください。)
③手数料を計上する科目を費用で登録する。(手数料は仕訳入力時には任意入力ですが、科目の設定はしておく必要があります。)
④補助簿「有価証券」の科目を作り、補助科目に購入する銘柄(トヨタなど)を設定してください。(科目「有価証券」が初期登録されています。)
各補助科目ごとに、証券口座、投資損益、手数料を選択する必要があるので、上記で設定した科目を選択してください。

入力した結果は以下のようになります。
Screenshot_2014-04-11-00-24-04.png

科目の設定が完了したら、いよいよ仕訳を登録します。
最初に以下のような単純な取引を想定します。

①山田商事株式10株を@100円で購入。(@100円×10株=1000円)
②購入した株式のすべてを@120円で売却。(@120円×10株=1200円)

これを仕訳で表現すると下記の通りです。(科目名は上記の図の名称とします。)

①(借)山田商事 1000円 (貸)らくちん証券 1000円
②(借)らくちん証券 1200円 (貸)山田商事 1200円
 (借)山田商事 200円 (貸)投資損益 200円

①では、山田商事の株を買って株が増えたので、資産の増加である借方に山田商事1000円と記載します。
一方、株を買ったのでその分証券口座の預け金は減ったので、資産の減少である貸方にらくちん証券1000円と記載します。
②では、1200円で売って証券口座に1200円入ったので、資産の増加である借方にらくちん証券1200円と記載します。
その相手科目である山田商事株は①で1000円買ったので、ここでは本来は1000円減少しなくてはいけないのですが、
アプリが1行ずつの仕訳にしか対応しておらず、貸借の金額を一致させる必要があることから、一旦売却額である
1200円山田商事株が減ったように記載します。
そして、2行目で減らしすぎた山田商事株200円を戻してあげ、代わりに差額を投資損益として計上します。

これをアプリでは以下のように入力します。

①カレンダー画面を長押しして「有価証券入力」を選択します。
②メモの下のボタンが「取得」になっていることを確認して、銘柄に「有価証券(山田商事)」を選択します。
③取得価額に1000円を入力し、登録ボタンを押します。
④「数量・手数料入力」のダイアログが出るので、数量に10を入力します。

これで購入の仕訳ができました。
入力画面と計上された仕訳は以下の通りです。
Screenshot_2014-04-11-00-49-07.png Screenshot_2014-04-11-00-50-13.png Screenshot_2014-04-11-00-50-25.png

次に売却は以下のように入力します。

①カレンダー画面を長押しして「有価証券入力」を選択します。
②メモの下のボタンを1回押して「売却」にして、銘柄に「有価証券(山田商事)」を選択します。(銘柄を選択すると金額の上に現在の保有数量と単価、残高が表示されます。)
③売却価額に1200円を入力し、登録ボタンを押します。
④「数量・手数料入力」のダイアログが出るので、数量に10を入力します。

これで売却の仕訳ができました。
入力画面と計上された仕訳は以下の通りです。
Screenshot_2014-04-11-00-57-25.png Screenshot_2014-04-11-00-57-37.png Screenshot_2014-04-11-00-57-47.png

1200円有価証券が減少するとともに、差額の200円を戻して、別途投資損益が計上されました。

今回は以上になりますが、次回以降以下についてご説明したいと思います。
①複数回に分けて購入・売却する場合
②手数料を計上する場合
③評価損益を計上する場合
④信用取引の場合
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企業会計より家計簿が好きな公認会計士です。複式家計簿というAndroidアプリを作ってます。

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