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本日、複式家計簿ver.1.7.15をリリースしました。

本日、複式家計簿ver.1.7.15をリリースしました。

今回の目玉はクレジットの決済仕訳の追加機能になります。
これまではクレジットを計上すると、カード使用の仕訳(使用仕訳と呼んでいます)に対して必ず1つの決済仕訳が存在するという仕様でしたが、決済仕訳をいくつも登録できるようにしました。
これにより、クレジットの分割払いに対応可能となる他、使い方を工夫することでリボ払いにも使えると思います。
また、カードによっては決済時に割引されるものがあると思いますが、このようなものにも対応しやすくなると思います。
使い方は以下の通りです。

(使用仕訳から登録する方法)
⓵科目明細で使用仕訳をタップ
②表示されるリストの一番下に新たに「決済仕訳を追加」という項目が表示されるようになったので、これを選択
③仕訳登録画面が表示されるので日付、科目、金額を入力し、登録する

(決済仕訳から登録する方法)
①科目明細で決済仕訳をタップ
②表示されるリストの「仕訳コピー」を選択
③仕訳登録画面が表示されるので日付、科目、金額を入力し、登録する

これで決済仕訳が追加されます。
そもそもこのアプリで決済仕訳が普通の仕訳と何が違うのかと言うと、決済仕訳には以下のような機能があります。
①使用仕訳には決済日が、決済仕訳には使用日が表示される。
②金額変更や仕訳の削除が連動する。(片方を変えるともう片方も変わる)
③決済明細でクレジットの計上と決済(消込)の状況が一覧で見ることができる。
④残高明細である一時点におけるクレジットの未決済残高の一覧を見ることができる。

①については、今後も同様ですが、複数の決済仕訳がある場合は使用仕訳には最初に作られた決済明細の決済日が表示されます。
②については、使用仕訳を変えた場合は決済仕訳に反映されるが、決済仕訳を変えても使用仕訳には反映されない、という動作となります。削除も、決済仕訳は単独で削除可能ですが、使用仕訳を削除すると決済仕訳もすべて削除されます。また、使用仕訳の金額を変更した場合は、最初に作られる決済仕訳の金額を修正し、決済仕訳の合計が使用仕訳の金額と一致するようにします。決済仕訳の金額変更は使用仕訳に反映させないので、決済仕訳の合計金額が使用仕訳と一致しないことは許容しているので、勝手に金額を修正するのがいいかどうかはケースバイケースですが、修正した方が便利な場合が多いと考えて修正することにしました。
③については従来同様ですが、ここに決済仕訳が複数表示されます。
④も一見同様ですが、実は格段に機能向上しています。そもそも残高明細は表示方法が限定的なため、あまり認知されていないと思いますが、便利なのでぜひご活用いただきたいと思っている機能です。表示方法は、増減明細でクレジットの長押し、または科目設定でクレジットの長押しをすることで、選択可能となります。これを表示すると、ある時点で未決済のクレジットの残高が明細単位で表示されます。科目明細はある時点や期間について、それ以前からの残高と当該期間の増減を示すもので、どの明細がまだ決済されていないのかを確認することはできず、このような見方は残高明細で行うことになります。従来は残高明細はある時点以降に決済仕訳があることをもって、ある時点では未決済であると認識していたので、そもそも決済仕訳が無い場合には未決済と認識されませんでした。今回の修正で、使用仕訳の金額とある時点までの決済仕訳の合計金額の差額を未決済金額としてとらえるようにしたので、決済仕訳の有無に関わらず残高を表示することができるようになりました。よって、過去にZZZZZが表示された使用仕訳があった場合(決済仕訳のない使用仕訳を意味します)、今後は残高明細に残高があるものとして表示されることになります。この点、残高明細をきれいにしたい場合は、このような仕訳に決済仕訳を追加していただく修正を個別にしていただく必要があります。お手数をおかけして恐縮ですが、ZZZZZのデータはシステム的には不適切なデータですので、きれいにしていたくことが望ましいと思います。ただ、これまでZZZZZとして不適切であることを明示していましたが、残高明細が上述の通り決済仕訳がない場合も適切に表示できるようになり、今後は決済仕訳のない使用仕訳の存在を許容できるようになったので、決済仕訳がない場合もZZZZZの表示は行わず、単に決済日を表示しないということに修正しました。

なお、今回のリリース版では決済仕訳は科目明細からしか作成できず、仕訳明細で決済仕訳をコピーした場合は、クレジットの使用仕訳の計上と判断され、さらに決済仕訳を自動作成するような動作となっています。(従来同様の動きです)
今後、仕訳明細からも決済仕訳を作成できるようにしていきますのが、当面は科目明細から作っていただきますようお願いいたし増す。
また、今回はクレジットについてのみ機能追加しましたが、同様の機能は固定資産の償却仕訳でも有益なので、こちらも今後対応していく予定です。
また、クレジットについては、従来からではありますが、クレジットの科目変更に十分に対応できていない部分があり、科目変更をすると決済仕訳と不整合となることがあります。この点も徐々に見直しを行っていきますが、クレジットの仕訳の更新は、問題なく行えたかどうかしっかりご確認いただくか、極力更新ではなく削除→再登録としていただくことを推奨いたします。

上記の更新で関連するデータと不整合が生じるリスクは、固定資産、有価証券、棚卸資産の科目についても同様です。
今回、棚卸資産と有価証券について、このような不整合が生じるリスクを低下させるための修正を行っています。
表面的にわかる部分でもっとも影響が大きなおのとしては、仕訳入力画面(貸借それぞれの科目を入力する形式の画面)でのこれらの科目の取り扱いを不可とすることにしました。仕訳入力画面は極力どのような仕訳入力もできるようにしたいと考えていましたが、データの整合性が十分に担保できない状態はかえって望ましくないので、これらの科目は別途用意している専用の入力画面のみで対応するようにしました。ただ、更新はすべて仕訳入力画面で行う仕様となっているため、この点の対応が不完全となっています。これらの科目の更新を行う場合は慎重に行っていただきますよう、お願いいたします。

今回のその他の修正は、まず画面に表示する一部の文字のサイズを、端末の文字サイズの設定に連動して変動するようにしました。これまでは、端末の設定によらずすべて一定のサイズになるようにしていましたが、レイアウトに影響しない部分の文字サイズについては端末のサイズ設定に連動した方が使い勝手を高めると判断しました。端末の設定を「中」としている場合はこれまでと同じサイズになりますが、それ以外の設定としている場合にはサイズが変わることになりますので、ご了承ください。

また、エラーチェックのチェック項目を追加しました。最近の不具合により一部画面に表示されない仕訳データができることがあり(現在は解消しています)、そのようなデータを修正する機能を追加しました。正しくは修正でなく、そのようなデータを削除してしまいます(自動での修正が困難なため)。削除したデータの内容はエラーチェック後に表示されるログファイルに記録していますので、ログファイルを参照して再度データを登録していただけますようお願いいたします。仕訳明細などの残高の金額と、貸借対照表の残高の金額が合わない場合には、エラーチェックまたは残高データの再作成を試してみてください。

今回は以上です。
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Author:mgm.shg
企業会計より家計簿が好きな公認会計士です。複式家計簿というAndroidアプリを作ってます。

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