タグ機能の操作方法
- 2016/08/16
- 15:42
タグ機能の操作方法をご説明します。
<目次>
1.概要
2.タグの登録
3.タグの添付
4.タグの照会
5.固定費
6.タグの再登録
7.タグ、グループの並び替え
※クリックすると該当の項目が表示されます。
1.概要
タグ機能は、各仕訳データに、あらかじめ登録された任意のメモを付ける機能です。
タグはいくつでも登録でき、仕訳データにいくつでも付けることができます。
タグが付けられた仕訳データは、各仕訳データの照会時にタグも一緒に確認できる他、タグでの検索や、損益計算書などの集計画面でタグごとに集計 した金額を確認することができます。
なお、説明の便宜上、あらかじめタグを作成することを「登録」といい、タグを仕訳データに付けることを「添付」と表記します。
2.タグの登録
タグを登録するには仕訳登録画面などにあるこちらのボタンを押します。

そうすると、登録済のタグのタグのリストが表示されます。

新たにタグを登録する場合は、リストの下の追加ボタンを押します。
そうするとタグの情報を入力する画面が表示されますので、必要な情報を選択・入力してOKボタンを押すと、タグが登録されます。
タグ設定画面の各項目の意味は以下の通りです。
・グループ・・・タグを選びやすく、見やすくするためにグループ分けするためのグループです。
・タグ名・・・タグとして表示される文字列です。
・メモ・・・タグの選択時にリストに表示されます。また、リストでタグを検索する時に、検索対象にもなるので、検索キーワードを登録しておく とタグが探しやすくなります。
※タグ名、グループ名、メモに「'」(シングルコーテーションマーク)は使用できません。
タグ選択のリストの各行の右端のイラストをタップすると、登録されているタグの内容を変更できます。
タグを変更した場合は、以前に仕訳データに添付されたタグについても変更が反映されます。
また、タグ設定画面の「削除」ボタンを押すと登録済のタグを削除できますが、この場合はすでに仕訳データに添付されたタグは削除されず、削除前のタグ名で引 き続き表示されます。
もし、一度削除したタグを再度登録し直したい場合は、後述のタグの再登録を行ってください。
グループについても追加・変更・削除が可能です。
追加する場合は、
変更・削除する場合は、タグ設定画面からではなく、こちらの画面からになります。
グループの追加と変更・削除の入口が異なるのがちょっと分かりにくいかもしれませんので、ご注意ください。
3.タグの添付
仕訳データへのタグの添付は、仕訳登録画面から行います。(仕訳入力画面、収支入力画面など、各種の仕訳登録画面で可能です。)
タグボタンを押してタグ選択のリストを表示し、添付するタグのチェックボックスにチェックを付けて、OKボタンを押すと、仕訳登録画面にタグ が添付されます。
この状態で仕訳を登録すると、タグが添付された仕訳データが登録されます。

仕訳修正画面から、添付されたタグを変更することもできます。
仕訳を削除した場合は、タグの添付も解除されます。(タグの登録は削除されません。)
タグ選択のリストでは、タグを検索することができます。
入力された文字がタグ名またはメモに含まれているタグが表示されます。
表示されたタグはあらかじめチェックされているので、不要な場合はチェックを外してください。
リストを再表示する場合は×ボタンを押してください。
タグの添付された仕訳から定型仕訳を登録した場合は、定型仕訳から登録された仕訳データにもタグが添付されます。
クレジットの仕訳を登録した場合に自動作成される決済仕訳、固定資産の仕訳を登録した場合に自動作成される償却仕訳にはタグは添付されませ ん。
固定費の登録でタグを設定した場合は、自動作成される仕訳にタグが添付されます。(固定費については後述します。)
4.タグの照会
仕訳明細、科目明細などの、仕訳データを個別に照会する画面では、添付されたタグがメモとセットで表示されます。
タグを複数添付した場合の並び順は、後述のタグの並び順で設定した順序となります。

特定のタグが添付された仕訳データのみを表示する場合は、抽出条件にタグを指定します。
タグを複数選択することもでき、この場合は複数のタグのどれか一つでも含まれるデータが抽出対象となります。
貸借対照表・損益計算書・前期比増減明細表で、タグが添付された仕訳データを集計して表示するができます。
各画面に初期状態で「補助科目」と表示されるボタンを一度押すと、ボタンの文字が「タグ」に変わります。(このボタンは、押すとその文字の状態に画面が変わることを意味しています。現在の画面がその文字の状態ではないので、ご注意ください。)
このボタンをもう一度押すと、画面がタグごとの集計画面になります。
損益計算書の場合は収益、費用の科目を、貸借対照表であれば資産、負債、資本の科目を集計して表示します。
収益と費用、資産と負債及び資本はそれぞれ差引され、貸借で金額の大きい方に計上されます。
タグごとに金額を集計表示するのではなく、科目・補助科目・タグそれぞれの表示モードの時に、特定のタグが添付された仕訳データ のみを集計対象することができます。
前期比増減明細をタップすると、表示モードが科目・補助科目の場合は、「科目設定」や「科目明細」など移動する画面のリストが表示されますが、タグモー ドの場合は仕訳明細がタップした行のタグで絞り込まれた状態で表示されます。
これで集計表示されたタグの内訳を確認することができます。
集計画面で集計される金額は、損益計算書の場合は「表示月に計上された仕訳」ですが、貸借対照表の場合は「表示月までに計上された仕訳」となります。
これは、損益計算書が一定期間のフローを表すのに対し、貸借対照表は一定時点のストックを表すものであり、それは過去の仕訳の累積として計算 されるものだからです。
5.固定費
固定費の設定時にタグを添付することができます。
操作方法は仕訳登録の場合と同様です。
固定費設定では、初期状態で「固定費」というタグが添付されます。(タグ機能がアプリに実装される前に登録されていた固定費には添付されません。)
これで固定費として計上された仕訳かどうかを識別できるようになります。
そのような識別は不要、という場合は、手動で外すことができます。
固定費のタグは、グループや名称の変更、メモの追加は可能ですが、削除することはできません。
6.タグの再登録
一旦削除したタグを再登録する方法は2つあります。
1つ目は、タグの新規登録画面で同じ名前のタグを登録することです。
削除済のタグと同じ名前のタグが登録された場合は、削除済のタグと同じものとして登録されます。
「同じものとして」というのは、例えばタグの名称を変更した場合には削除前に添付された仕訳データのタグについても名称の変更が反映されることを意味します。
2つ目は、タグが添付された仕訳データが含まれる前期比増減明細をタップする方法です。
通常は前期比増減明細をタップすると仕訳明細が表示されますが、タップされたタグが削除済の場合は仕訳明細と再登録の選択リストが表示され、再登録を選択するとタグが再登録されます。
7.タグ、グループの並び順
タグ選択のリストでのタグの並び順や仕訳明細画面などで複数のタグを選択した場合の表示順は、タグの並び順として指定した順序となります。
タグの並び順はタグ選択のリストから変更できます。
(タグの並び順)
(グループの並び順)
グループの追加・変更・削除と同様、入口がちょっと分かりにくいので、ご注意ください。
<目次>
1.概要
2.タグの登録
3.タグの添付
4.タグの照会
5.固定費
6.タグの再登録
7.タグ、グループの並び替え
※クリックすると該当の項目が表示されます。
1.概要
タグ機能は、各仕訳データに、あらかじめ登録された任意のメモを付ける機能です。
タグはいくつでも登録でき、仕訳データにいくつでも付けることができます。
タグが付けられた仕訳データは、各仕訳データの照会時にタグも一緒に確認できる他、タグでの検索や、損益計算書などの集計画面でタグごとに集計 した金額を確認することができます。
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仕訳を登録する時にタグを選択します。 | 登録されたタグは仕訳の照会画面に表示されます。 | 集計画面でタグごとの合計金額が表示されます。 |
なお、説明の便宜上、あらかじめタグを作成することを「登録」といい、タグを仕訳データに付けることを「添付」と表記します。
2.タグの登録
タグを登録するには仕訳登録画面などにあるこちらのボタンを押します。

そうすると、登録済のタグのタグのリストが表示されます。

新たにタグを登録する場合は、リストの下の追加ボタンを押します。
そうするとタグの情報を入力する画面が表示されますので、必要な情報を選択・入力してOKボタンを押すと、タグが登録されます。
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|
タグの情報を入力します。 | タグが登録されました。 |
タグ設定画面の各項目の意味は以下の通りです。
・グループ・・・タグを選びやすく、見やすくするためにグループ分けするためのグループです。
・タグ名・・・タグとして表示される文字列です。
・メモ・・・タグの選択時にリストに表示されます。また、リストでタグを検索する時に、検索対象にもなるので、検索キーワードを登録しておく とタグが探しやすくなります。
※タグ名、グループ名、メモに「'」(シングルコーテーションマーク)は使用できません。
タグ選択のリストの各行の右端のイラストをタップすると、登録されているタグの内容を変更できます。
タグを変更した場合は、以前に仕訳データに添付されたタグについても変更が反映されます。
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変更する場合はここをタップ。 | タグ名を変更します。 | 変更されました。 | 仕訳に添付済のタグも変更されます。 |
また、タグ設定画面の「削除」ボタンを押すと登録済のタグを削除できますが、この場合はすでに仕訳データに添付されたタグは削除されず、削除前のタグ名で引 き続き表示されます。
もし、一度削除したタグを再度登録し直したい場合は、後述のタグの再登録を行ってください。
グループについても追加・変更・削除が可能です。
追加する場合は、
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タグ設定画面からグループを選択。 | グループのリストの「…追加する」をタップ。 | グループ名を入力します。 |
変更・削除する場合は、タグ設定画面からではなく、こちらの画面からになります。
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タグ選択リストのここをタップ。 | グループ名を変更するか、削除ボタンを押します。 |
グループの追加と変更・削除の入口が異なるのがちょっと分かりにくいかもしれませんので、ご注意ください。
3.タグの添付
仕訳データへのタグの添付は、仕訳登録画面から行います。(仕訳入力画面、収支入力画面など、各種の仕訳登録画面で可能です。)
タグボタンを押してタグ選択のリストを表示し、添付するタグのチェックボックスにチェックを付けて、OKボタンを押すと、仕訳登録画面にタグ が添付されます。
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このボタンを押してタグのリストを表示します。 | 添付するタグにチェックを付けます。 | タグが添付されました。 |
この状態で仕訳を登録すると、タグが添付された仕訳データが登録されます。

仕訳修正画面から、添付されたタグを変更することもできます。
仕訳を削除した場合は、タグの添付も解除されます。(タグの登録は削除されません。)
タグ選択のリストでは、タグを検索することができます。
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ここに検索文字を入力し、ボタンを押します。 | 検索文字を含むタグのみが表示されます。自動でチェックがついています。 |
入力された文字がタグ名またはメモに含まれているタグが表示されます。
表示されたタグはあらかじめチェックされているので、不要な場合はチェックを外してください。
リストを再表示する場合は×ボタンを押してください。
タグの添付された仕訳から定型仕訳を登録した場合は、定型仕訳から登録された仕訳データにもタグが添付されます。
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タグが添付された仕訳データをタップします。 | 定型仕訳に登録します。 | 仕訳登録画面で、定型仕訳を選択します。 | 登録された仕訳データにタグが添付されています。 |
クレジットの仕訳を登録した場合に自動作成される決済仕訳、固定資産の仕訳を登録した場合に自動作成される償却仕訳にはタグは添付されませ ん。
固定費の登録でタグを設定した場合は、自動作成される仕訳にタグが添付されます。(固定費については後述します。)
4.タグの照会
仕訳明細、科目明細などの、仕訳データを個別に照会する画面では、添付されたタグがメモとセットで表示されます。
タグを複数添付した場合の並び順は、後述のタグの並び順で設定した順序となります。

特定のタグが添付された仕訳データのみを表示する場合は、抽出条件にタグを指定します。
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抽出条件ボタンを押します。 | 表示するタグを選択します。 | 選択したタグが添付された仕訳データのみが表示されました。 |
タグを複数選択することもでき、この場合は複数のタグのどれか一つでも含まれるデータが抽出対象となります。
貸借対照表・損益計算書・前期比増減明細表で、タグが添付された仕訳データを集計して表示するができます。
各画面に初期状態で「補助科目」と表示されるボタンを一度押すと、ボタンの文字が「タグ」に変わります。(このボタンは、押すとその文字の状態に画面が変わることを意味しています。現在の画面がその文字の状態ではないので、ご注意ください。)
このボタンをもう一度押すと、画面がタグごとの集計画面になります。
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損益計算書のこのボタンを2回押します。 | タグごとに計上された金額が集計表示されます。 |
損益計算書の場合は収益、費用の科目を、貸借対照表であれば資産、負債、資本の科目を集計して表示します。
収益と費用、資産と負債及び資本はそれぞれ差引され、貸借で金額の大きい方に計上されます。
タグごとに金額を集計表示するのではなく、科目・補助科目・タグそれぞれの表示モードの時に、特定のタグが添付された仕訳データ のみを集計対象することができます。
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科目単位に全仕訳が集計されています。 | 集計対象とするタグを選択します。 | 選択されたタグの仕訳データだけ集計されました。。 |
前期比増減明細をタップすると、表示モードが科目・補助科目の場合は、「科目設定」や「科目明細」など移動する画面のリストが表示されますが、タグモー ドの場合は仕訳明細がタップした行のタグで絞り込まれた状態で表示されます。
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前期比増減明細のタグ表示画面をタップします。 | タグで絞り込まれた仕訳明細が表示されました。 |
これで集計表示されたタグの内訳を確認することができます。
集計画面で集計される金額は、損益計算書の場合は「表示月に計上された仕訳」ですが、貸借対照表の場合は「表示月までに計上された仕訳」となります。
これは、損益計算書が一定期間のフローを表すのに対し、貸借対照表は一定時点のストックを表すものであり、それは過去の仕訳の累積として計算 されるものだからです。
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前月の仕訳を追加します。 | 損益計算書は当月に計上した仕訳のみが集計されます。 | 貸借対照表は前月分も集計対象となります。 |
5.固定費
固定費の設定時にタグを添付することができます。
操作方法は仕訳登録の場合と同様です。
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固定費設定画面でタグを選択します。 | 固定費設定に登録されました。 | 自動計上された仕訳にタグも添付されます。 |
固定費設定では、初期状態で「固定費」というタグが添付されます。(タグ機能がアプリに実装される前に登録されていた固定費には添付されません。)
これで固定費として計上された仕訳かどうかを識別できるようになります。
そのような識別は不要、という場合は、手動で外すことができます。
固定費のタグは、グループや名称の変更、メモの追加は可能ですが、削除することはできません。
6.タグの再登録
一旦削除したタグを再登録する方法は2つあります。
1つ目は、タグの新規登録画面で同じ名前のタグを登録することです。
削除済のタグと同じ名前のタグが登録された場合は、削除済のタグと同じものとして登録されます。
「同じものとして」というのは、例えばタグの名称を変更した場合には削除前に添付された仕訳データのタグについても名称の変更が反映されることを意味します。
2つ目は、タグが添付された仕訳データが含まれる前期比増減明細をタップする方法です。
通常は前期比増減明細をタップすると仕訳明細が表示されますが、タップされたタグが削除済の場合は仕訳明細と再登録の選択リストが表示され、再登録を選択するとタグが再登録されます。
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タグ設定画面からタグを削除します。 | 削除されたタグを前期比増減明細表でタップします。 | 「再登録」を選択するとタグが再登録されます。 |
7.タグ、グループの並び順
タグ選択のリストでのタグの並び順や仕訳明細画面などで複数のタグを選択した場合の表示順は、タグの並び順として指定した順序となります。
タグの並び順はタグ選択のリストから変更できます。
(タグの並び順)
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タグの並び順を変更する場合は、変更するタグが含まれるグループの変更画面を表示します。 | 並び替えるタグのここをドラッグして移動します。 |
(グループの並び順)
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タグ設定画面のグループをタップします。 | 並び替えるグループのここをドラッグして移動します。 |
グループの追加・変更・削除と同様、入口がちょっと分かりにくいので、ご注意ください。
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